検査について
当クリニックは、適切な診療を行うためにさまざまな検査を行っています。患者様の不安や苦痛を解消するためには、正確で高精度な検査が必要です。そのためにも、積極的に検査設備の拡充を検討し、必要に応じて導入しています。
また、検査設備を的確に使用し、取得したデータを正しく読み取る技能の向上にも余念がありません。気になる症状や健康上の不安があれば、ぜひ当クリニックの検査をご利用ください。
検査の種類
-
HbA1c・脂質 迅速検査
糖尿病、脂質異常症、動脈硬化など「生活習慣病」と呼ばれる疾病群は自覚症状に乏しいにも関わらず、一度発症すると治療が困難であり、さらに治療せず放置すると「失明」「腎臓病」「心臓病」等の合併症を引き起こします。このような生活習慣病の治療・予防のために、定期的かつ迅速に血液検査を行い、その結果に応じた生活習慣の改善や投薬治療をするためのものです。
-
HbA1cについて
HbA1cはHb(ヘモグロビン)が血糖と結びついたもので、正常は6.2%未満。だいたい過去1~2ヵ月の間の血糖値の平均を反映していて、血糖値のように食前、食後・運動前後などでの影響は受けません。
HbA1cが7%以上で長期間経過すると、糖尿病の合併症が発症・悪化しやすくなることが分かっているので非常に重要な検査です。 -
検査はどうやって行うの?
指先から少量の採血を行い測定いたします。結果は10分程度ででます。
※この検査は自費でも受けていただけます。(2,000円(税込)) -
ホルター心電図
24時間連続して心電図を記録する検査がホルター心電図検査です。
動悸や息切れ、胸の痛みといった症状が起こって病院に行ってもその時には症状がおさまっており、心電図検査でも異常が現れないということが心臓の病気ではよくあります。そのような一過性の不整脈や狭心症の有無を検出するために携帯用の小型記録装置を身に付け日常生活のさまざまな活動に応じて心電図の波形がどう変化しているのか、どのようなときに虚血性変化(頻度・程度)が現れるかを分析するものです。 -
ホルター心電図はどのように行うの?
電図の電極を胸に貼り付け、小さな記録装置を肩からつるして身に付けた後、帰宅します。
24時間後に再度受診いただき、電極と記録装置を外して結果を解析します。詳細は検査実施時にクリニックにてご説明しますが、主には以下の内容になります。- 検査中の24時間は就寝中も電極はつけたまま、入浴も厳禁になります。
- 安静状態で撮る心電図では発見できない異常の発見を目的にしています。いつも通りの生活を送っていただきます。
- 装着中の不整脈、胸の痛みなど異変を感じたら、「時刻」「何をした時にどんな症状がでたか」等の簡単な行動日記をつけていただくようにお願いしています。
※この検査は自費でも受けていただけます。(15,000円(税込))
ホルター心電図検査のみでもお受けいたしますが、健康診断項目に追加していただくこともできます。 -